“Albuquerque Rapid Transit” 、ニューメキシコ州アルバカーキで数週間前に始まった街の中心であるセントラル大通りを走る路線バスの建設プロジェクトは、結果的にあまり良いものになっていません: あるビジネスは30%近くも売上が落ちているようです。

地元テレビ局の KOAT-TV は、市内のRoute 66回廊プロジェクトに関して、盛んにこの「30%」という数字を乱発。現地でビジネスを営む Amore Neapolitan Pizzeria のオーナー、Gabriel Amador 氏は(道路工事による)迂回路の案内表示が不十分な上、混乱を来すだけになっていることを強く非難しています。
同じく Garcia Kitchen のオペレーターは、お客さんにもっと分かりやすい表示を出すために、独自で標識を作成しました。
当地のランドマーク的な存在である、Frontier Restaurant 、それに Golden Pride レストランのオーナーは、地元紙「アルバカーキ・ジャーナル」社に、セントラル大通りのビジネス売上は30%も落ち込んでおり、その周辺も平均10%~20%の落ちこみだと書簡で伝えました。

このプロジェクトは、Nob Hill (大学の西側)からセントラル大通りを抜けインターステート25号線へ、同大通りの車線を一つ、完全に失くします。これは即ち、セントラル大通り沿いのビジネスへのアクセスに当然悪影響を与えるものです。
不便な交通に人々は決して慣れることはありません。不便さはむしろビジネスチャンスを失うだけです。このように人々は主張します。

では何故そのような地元のビジネスに取ってマイナスなことを市は率先して行うのか?
それはアルバカーキをミレニアム世代のビジネスマンや最先端を行く企業にとって街をもっと、より魅力的なものにするという背景があります。

2月9日、連邦交通局はこの USD$1億1,900万ドルのプロジェクトに対し、半分以上のUSD$6,900万ドルの助成金を与えることを推薦すると発表しました。 それからほぼ1年経った今、その助成金はまだ交付されていません。議会もまだその助成金に対する予算を認可していません。さらに、トランプ新大統領がこの助成金に対しどのような姿勢を取るのかすら分かっていない状況なわけです。もし助成金が交付されなかったら?アルバカーキの未来は混沌としています。

 


投稿本文は当アソシエーション公式提携先である、Ron Warnick 氏の運営する
Route 66 News 」に掲載された、
Central Avenue businesses report 30 percent drop from ART construction
より転載、加筆修正したものです。