既に幾度となく報道されていますが、トランプ大統領の観光入国規制に関する政策は、世界中からの観光訪問にその多くの財源を期待する中、大きな障害となるとみられています。勿論それはルート66 にも当てはまることです。
全世界中から何十億もの航空運賃データを分析しているモバイルアプリケーション、「ホッパー」は、トランプの就任そっして 7カ国に対する渡米旅行禁止政策以来、国際線のフライト検索の需要が全体的に17%低下したと報告しています。

「ホッパー」社データ科学の責任者である Patrick Surry 氏は要点を次のようにまとめました。
①データ収集をした122か国のうち、94か国でアメリカ行きのフライト検索数が減少
②アメリカの主要都市は全て減少が確認できるが、その中でも取り分けサンフランシスコとラスベガスの低下は著しい
③昨年は同時期でわずか1.8%の減少しかなかったことを考えると、理由は季節的なものが原因でないことは明らか。
④唯一の例外はロシア。ロシアからアメリカ行きのフライト検索数は88%の上昇。

以下はルート66 を訪れる観光客の多い国がどれだけ検索数が下がったか、を示すデータです。

中国: 33%ダウン
デンマーク:31%ダウン
オーストラリア:25%ダウン
ドイツ:20%ダウン
ブラジル:16%ダウン
ベルギー:9%ダウン
フランス:8%ダウン
オランダ:6%ダウン
チェコ:5%ダウン

逆に増えた国もあります。
日本:7%アップ
スペイン:9%アップ

他方、行き先の「都市」に目を向けてみれば、ルート66 の旅の始まりになる可能性の高い二都市、シカゴとロスアンゼルスは、それぞれ19%、22%と検索数が減少しています。2011年の “Route 66 Economic Impact Report” によると、Route 66の旅行者の少なくとも15%は外国人です。

このような状況は決して芳しいものではありませんし、ただでさえ苦労している ルート66 沿線上の事業からビジネスチャンスを奪うことに直結します。今後の動向に注視する必要がありますね。

 


投稿本文は当アソシエーション公式提携先である、Ron Warnick 氏の運営する
Route 66 News 」に掲載された、
Trump policies may reduce Route 66 tourism by foreign travelers
より転載、加筆修正したもので