皆さんはルート66 の名物モーテル、Wigwam Motel をご存じだろうか。Wigwam はアリゾナ州とカリフォルニア州の両方に存在するが、今日はアリゾナ州の地元新聞メディア、”The Arizona Republic” が記事にしたルート66 通の旅人でも余り知らないトリビアを紹介したい。

①モーテルは7年もの間実は閉鎖されていた!
ウィグワム・モーテルの長年のオーナー、Chester Lewis 氏は経営に疲れ果て1980年に一度閉鎖しました。ところがそのモーテルで生まれ育った息子の Clifton は幼少時の思い出が消えてしまうことを良しとせず、この物件を引き継ぎ、改装。1987年に父親に敬意を表して再オープンしたのだ。
②オープン当初はかなりの赤字スタートだった!
ウィグワム・モーテルは、1950年に開業してから数ヵ月間かなり財政的に苦労したらしい。同街にはかなり数多くのモーテルがあり、当初人気の高かったのは貝殻をテーマにしたモーテル「Shell」、そのためお客泊まるようになるには、夏を過ぎて旅行客が溢れだした頃らしい。
③モーテルの未来は明るい
その Clifton も今は78歳。後継ぎがいなくて店やモーテルを閉めざるを得ない所も多い中、Clifton の娘さん、Karina Lewis Pack さんは元気いっぱい、父親の後を継いで現在モーテル経営に精を出している。私も何度か話をしたことがあるが、非常に明るく話しだしたら止まらない、お客さん大好きの女性である。
④ Pixer 社は無視を決め込む!?
Lewis 氏は映画「Cars」に出てくる「コージー・コーン・モーテル」のデザインが間違いなく ウィグワムモーテルをベースにしたことを確信しているが、(実は彼は映画を一度も見たことがない)ピクサーアニメーションスタジオからは何の連絡もないとのこと。だからと言って彼は怒るわけでも文句を言いたいわけでもないらしい。事実そのことによってウィグワムモーテルの売上は上がったのだから(笑)一説では題材にしたのはカリフォルニア州のウィグワムモーテルだったのかも、なんて。
⑤満室の時だって代替案はあるのだ
さて、これだけの人気を誇るウィグワムモーテル、夏休みを始め繁忙期はかなり予約を取るのが困難だ。では日程の都合上この辺りに泊まらないといけない場合はどうする?
そう、泊まれるお部屋は実はまだあるのだ。もちろん Teepee 型のモーテルでなく普通の標準的なものだけど。でも部屋のテーマはネイティブ・アメリカ。結構綺麗で広いのだ。
⑥カリフォルニアには負けられない!
と、ここまで書いてきたが実はウィグワムモーテルとしては、カリフォルニアのものの方が有名で人気度も高い。事実、ホルブルックの街で宿泊モーテルとしてFBに上がってくるのはGlobetrotter’s の方が良く見かける。頑張れアリゾナ・ウィグアム!


投稿本文は当アソシエーション公式提携先である、Ron Warnick 氏の運営する
Route 66 News 」に掲載された、”Deep background on the Wigwam Motel in Holbrook
より転載、加筆修正したものです。