数か月前、Associated Press (AP通信)は、Route 66 Corridor Preservation Program が2019年を持って終わることに関し、それが Route 66 の事業と街に及ぼす影響について記事にしました。

その報道は世界中にある何千、何万ものメディア;テレビ、新聞、ラジオ、ニュースサイトによって世の中に伝えられ非常に多くの人の眼に触れる結果になった反面、この「回廊保全プロジェクト」無しではルート66は死滅すると思いこんだ多くの混乱も引き起こしました。そんな悲観的な人達に向けてAP通信は更に続けます。

 

まずルート66回廊保全プロジェクトは、これが法律化された2009年の時点で既に10年、と決まっていたことであり、何も昨日今日発覚したことではありません。私、後藤も International Advisory Board として参加している Route 66:Road Ahead という団体がこの法案に代わる代替案を見つけるために3年半前に結成されています。
プロジェクト更新の可能性についてもAP通信は、議員の中には可能だと言っている事実にも言及していますが、Road Ahead は更新については期待薄の見解を示しているし、実際ドナルド・トランプ現大統領が国内支出の削減を自身の考え方としたことで、事態は更に悪化しました。

更に言えば、2017年現在プログラムは続き、毎年幾らかの助成金によって多くの場所で、屋根の交換、建造物の緊急安定化、またはその他の重要な作業に使用されました。 しかし、その資金が100%供給されたことは無いのが実態です。1999年に議会が最初に制定したとき、このプログラムは最初の10年間にわたり、マッチング・グラント・ファンドで1000万ドルを予定していましたが、議会の予算不足が続き、プログラムに対してそれほど多くのお金を拠出することはできませんでした。

つまりは、ルート66回廊保全プログラムを失うことは、Route 66 にとって壊滅的なことではないということです。Rutgers大学の経済効果調査では、慎重に見積もっても、Route 66 は毎年1億ドルを超える経済活動を生み出しているそうです。プログラムの総助成金賞は、年間20万ドルを超えることはめったにありません。プログラムの損失は非常に残念ですが、それはRoute 66 が消滅してしまうことには決してなりません。世界の終わりでもなければルート66 の終わりでもないということです。


投稿本文は当アソシエーション公式提携先である、Ron Warnick 氏の運営する
Route 66 News 」に掲載された、”Thoughts about the Associated Press story on Route 66” より転載、加筆修正したものです。