Bagdad Cafe 0
近年沢山の観光客が欧州からやって来るようになりました。ルート66の「アメリカらしさ」が魅力なのでしょうか。1987年に公開された Bagdad Cafe はカリフォルニア州、ニューベリ―・スプリングスにありますが、そこにも多くの欧州人が訪れます。実際私が昨年二度訪れた際にも、スペイン、フランス、イタリア、そしてスウェーデンからの方々と会いました。

バグダッド・カフェのオーナー主人は、Andrea さんといって、もう20年もここで商売をやっていらっしゃいます。The Victorville Daily Press では、その彼女の経歴を詳しく記述していますが、今日はその中から簡単にお伝えしましょう。
Andrea さんは1990年中頃、ロスアンゼルスからモハべ砂漠近辺にダチョウの飼育をするために引越してきましたが、その際に「今までに食べた最高に美味しいハンバーガー」をそのレストランで食べます。彼女にそこまでの気は無かったようですが、ご主人と息子さんにせっつかれ、そのレストランを買う羽目になったわけです。
購入後、彼女はすぐにそのレストランの名前を、Sidewinder Cafe から Bagdad Cafe に変更します。そうです、例の映画との関係性を強調し、より大きなチャンスを掴もうとしたのです。後に Andrea さんは、「何度も破産しそうになった」と語りましたが、ここ何年かはビジネスは好調のようです。

Bagdad Cafe
Andrea さんは「お客様の75%はフランス語圏から来た方々」と言います。お客様には自由に各々の「想い」をぶつけてもらいます。訪れた方はご存じでしょうが、レストランの壁、天井、ピアノ、店内至るところがポスター、航空券、ノートの切れ端、名刺、そしてステッカーやサイン等で埋め尽くされています。Andrea さんの書いた映画の脚本はお店で購入できますし、今後は世界中から来る人々のために会員制度も導入しようと考えているようです。

映画「Bagdad Cafe」は当時としては少々風変りな内容でしたが、挿入歌「Calling You」でアカデミー賞候補にノミネートされ、欧州では多くの映画関連で受賞しました。実は Bagdad という地名は、ニューベリー・スプリングより更に東50マイルほど行ったところにその地名は残っています。
そこはどうなっているのでしょうか?また機会がある時にお伝えしたいと思います(笑)

*この記事は、Ron Warnick 氏の運営する 「Route 66 News 」に掲載された”A profile of Bagdad Cafe’s owner“より抜粋、加筆した内容です。