Majestic Theatre
この写真、とてもきれいですよね。これは、Robleski 夫妻が彼らの運営するフォトサイト、「Fading Nostalgia」でも発表しているイリノイ州、イースト・セントルイスにある Majestic Theatre の内部です。この中に立ち入ることは難しことでも有名ですが、彼らは見事に成功し、また26分間のポッドキャストでは美しく朽ち果てたシアターという側面だけでなく、イースト・セントルイスのトラブルに満ちた歴史も語られています。

シアターは Collinsville 通り上、ルート66から半ブロックの場所に立っています。1928年に建てられたその正面入り口には多くの装飾石に溢れていますが、実はもう50年以上も昔に街の衰退と共に閉鎖してしまいました。その後1985年にはアメリカ合衆国国家歴史登録財に指定されましたが、建物のあちらこちらに問題が見つかり、多額の修理費がかかったことで街は破産します。
さらには、中流階級の都市住民の郊外流出、官民の不正事件、各種犯罪、そして1917年に起こった人種差別暴動によって産業の空洞化が起こり街は機能しなくなりました。

このことは Andrew Theising 氏の「Made in the USA: East St Louis」の中でも詳しく書かれています。このようにルート66には光と影に満ちた沢山のストーリーがあります。歴史的側面から考察するのも偶には面白いかもしれません。

*この記事は、Ron Warnick 氏の運営する 「Route 66 News 」に掲載された”Getting inside the Majestic Theatre of East St. Louis“より抜粋、加筆した内容です。